大事なデータを簡単バックアップ(RealSync193)

ある日突然HDDがクラッシュ!保存していた大事なデータが全部パーに、、なんて経験はありませんか?しかもそういうときに限ってしばらくバックアップを取っていなかったりして。。

私も何回かそんな経験をしたんで簡単にバックアップが取れるツールをいろいろ試してみたんですが、私にはこの「RealSync193」がピッタリでしたので使い方を紹介します。 ちなみに私が探していたバックアップツールの条件は以下の通りです。

1.パソコン使用中に勝手にバックアップを始めない。(○○分毎に自動バックアップとかもNG)

2.いちいち手動でバックアップツールを起動するのは面倒くさい。(絶対バックアップを取るのを忘れるので)

3.バックアップ時間が短いこと。(要差分バックアップ)

4.できればWindows終了時に自動的にバックアップを取ってくれると嬉しい。

こんな私のわがままな要求を満たしてくれたのがこの「RealSync193」でした。

RealSync193のダウンロード
こちらからダウンロードできます。

RealSync193のインストール
ダウンロードした 「rsync193.zip」を解凍して「rsync193」フォルダを適当な場所(マイドキュメント等)に置き、フォルダ内の「RealSync.exe」を実行 するだけです。インストールの必要はありません。

 

RealSyncの設定

・WindowsのスタートメニューにRealSyncのショートカットを作成し、このショートカットをクリックするだけでバックアップを取った後に自動的にWindowsを終了するようにします。
(RealSyncを起動して「更新後Windowsを終了」ボタンを使うこともできますが、このやり方の方が簡単です)

・例としてマイドキュメントフォルダを まるごとネットワーク上のPCの「MyDocuments_BK」フォルダにバックアップします。
(「MyDocuments_BK」フォルダは事前に作成し、更新元のパソコンからアクセスできるように共有設定しておきます)
※逆にネットワーク上のサーバー(パソコン)のデータをローカルパソコンにバックアップすることもできます。
・例として「RealSync193」フォルダはマイドキュメントに置きます。

1.更新元フォルダと更新先フォルダを指定します。

「更新」ボタン→「追加」→「同期の設定」

・「更新元」欄に「マイドキュメント」フォルダを指定(欄右のボタンでフォルダの参照ができます)

・「更新先」欄にネットワーク上のサーバーの「MyDocuments_BK」を指定

・「動作」欄は「更新元→更新先」を選択

・「下位フォルダも対象とする」チェックオン

・「すべてのファイルを対象とする」を選択

・「自動更新の対象」チェックオン

・「詳細設定」欄では「コピー」、「削除」、「NTFS-FAT間の誤差対応」のみチェックオン。
(「確認表示」のチェックは必ず外すこと)

※複数のフォルダを指定する場合は以上の作業を繰り返して追加していきます。

・「OK」ボタンで「同期の設定」を閉じると、RealSyncの窓内に同期の設定が追加されます。

※更新先のPCにアクセスする際、ユーザ名、パスワードが必要な場合は、追加された同期の設定上で右クリックして「セキュリティの設定」を開き、ユーザ名、パスワードを入力します。

・「閉じる」ボタンでRealSyncを終了

 

2.スタートメニューにRealSync.exeのショートカットを登録します。

・RealSync.exeを右クリックして「ショートカットの作成」を選択し、「RealSync.exeへのショートカット」を 作成します。

・このショートカットを適当な名前に変更します。(例:「バックアップして終了」等)

・このショートカットアイコン上で右クリックしてプロパティを表示します。

・リンク先の”C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Documents\rsync193\RealSync.exe”に「 -exit」を追加します。

※「-exit」の前には下記のように半角スペースを入れます。
(”C:\Documents and Settings\ユーザ名\My Documents\rsync193\RealSync.exe” -exit)

・「OK」ボタンでプロパティを閉じます。

・このショートカットを右クリックして「[スタート]メニューにアイコンを追加」を選択します。

 

以上でスタートメニューにRealSyncのショートカット(上記の例では「バックアップして終了」)が登録されています。

バックアップを取ってWindowsを終了するときには、「スタートメニュー」→「バックアップして終了」を選択します。

※当然ですが、ネットワーク上のパソコンはローカルパソコンがシャットダウン(バックアップが終了)してから落としてくださいね。

バックアップの必要がないときには、通常の「スタートメニュー」→「終了オプション」で終了します。

 

※上記の各設定は私の環境(ローカルPC:Windows7 Ultimate、ネットワークPC:Windows7 Ultimate)で 実際に動作確認したものですが、全ての環境での動作を保証するものではありません。

 

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