先日来、Microsoftさんの強引なアップグレード誘引のおかげで、あちこちの客先でWindowsが勝手に10にアップグレードされたと大騒ぎになってます。
とは言え、私自身メインのPCをWindows10にアップグレードして使ってますが、ほとんど問題なく使えてるし、どうせいずれはWindows10にせざるを得なくなるんで、お客さんにもそのまま使ってみることを勧めています。
で、何日か使ってみて問題がなさそうなら、そのままWindows10で行っちゃいましょう!ってことで。w
ただ、銀行や証券会社等のオンライン取引に使ってるPCは問題発生率が高いんで、まだWindows10にはしない方が無難だと伝えてますが。。
まぁ、ほとんどの皆さんは戸惑いながらもなんとか使えてるようです。
ただ、Windows10の初期設定、特にプライバシー関係には多少なり気を使った方が良いですね。
私はほとんどの項目をオフにしてます。
それから、Windows10ではシステムフォントがこれまでのメイリオ・Meiryo UIからYu Gothic UIに変更されて、すっごく文字が見づらくなりました。
しかもWindows10にはシステムフォントを変更する機能がないんですね。
そこで「Windows10 フォントが汚いので一発変更!」や「Meiryo UIも大っきらい!!」といったツールを使ってシステムフォントをメイリオに変更しました。
まぁ、この辺はどってことない設定・変更なんですが、、
一つ、とっても困ったことがありました。
当家ではある客先と当家のLANをVPNで繋いで客先のファイルサーバーのデータを当家のPCで毎日バックアップを取っています。
客先の共有フォルダ毎にネットワークドライブを割り当てて、ログインID・パスワードの資格情報を登録してあります。
なので、Windows7のときはPC起動時に自動的にネットワークドライブが接続されてそのままバックアップを取れていたんですが、、
Windows10にアップグレードしたら、PC起動時に毎回「ネットワークドライブに接続できませんでした」って警告が出るようになっちゃいました。
それでも、×がついているネットワークドライブをダブルクリックすれば、ID・パスワード無しでそのまま共有フォルダは開けるんで、バックアップは大丈夫かと思ったんですが、、
やっぱりダメでした。
事前に手動で開いたフォルダはOKなんですが、開かなかったフォルダ(×がついた状態)のフォルダはバックアップが取れません。
で、ネットで調べてみると、やはり同じ問題を抱えている方がけっこういました。
その中でVBスクリプトを作成してスタートアップに登録するという方法を紹介してくれているサイトがありました。
「起動時のネットワークドライブに再接続できない問題の解決方法」
ここの方法を参考に以下のようなVBスクリプトを作成。
・ネットワークドライブ(VPN接続先のファイルサーバー)のパス→192.168.100.100
・共有フォルダ→共有1、共有2、共有3
このスクリプトのファイル名を「NetworkDriveConnect1.vbs」にして下記スタートアップフォルダに保存。
スタートアップフォルダ→「C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup」
これでWindows10起動時に警告は出ますが数秒後に自動接続されるようになりました。
やっぱりWindows10にはまだまだ落とし穴がありそうですね。