rsyncを使って毎日自動的にメインサーバーのデータを内部ネットワーク内のセカンドサーバーにバックアップする。
例:
メインサーバーIPアドレス:192.168.1.100
セカンドサーバーIPアドレス:192.168.1.200
バックアップするデータ:
/var/www/html/
●準備
メインサーバーに内部ネットワークからrootでSSHログイン出来るように設定しておく。
●バックアップサーバーの設定
rsyncをインストール。
# yum install rsync
鍵の作成
# ssh-keygen -t rsa
空エンター×3回で終了
公開鍵をメインサーバーにコピー
# scp /root/.ssh/id_rsa.pub root@192.168.1.100:/root/
root@192.168.1.100’s password: ← rootのpassword入力
●メインサーバーの設定
.sshディレクトリを作成し、コピーされたid_rsa.pubをauthorized_keysにリネーム
# mkdir .ssh
# cat id_rsa.pub >> /root/.ssh/authorized_keys
authorized_keys2のパーミッションの変更
# chmod 600 /root/.ssh/authorized_keys
以上でrsyncの設定完了。
●バックアップの自動化
セカンドサーバーでバックアップスクリプト作成
# vi rsyncbackup.sh
#!/bin/sh
RSYNC=’rsync -avz -e ssh –delete’
$RSYNC 192.168.1.100:/var/www/html/ /var/www/html/
rsyncbackupに実行権限付加
# chmod +x rsyncbackup.sh
毎日午前3時にバックアップスクリプトを自動実行するように設定
# echo “0 3 * * * root /root/rsyncbackup.sh” > /etc/cron.d/rsyncbackup