VSFTPDの設定
FTPの使用用途はサーバーで使用するツールやデータの転送とHP用のファイルの転送に限定しますので、「匿名ログインは許可しない」「VSFTPへの接続はTCPラッパーを使用してIPアドレスで制限する」ことを前提として設定します。
1. 条件設定
「vsftpd.conf」を下記の通り修正します。
|
# vi /etc/vsftpd/vsftpd.conf
・anonymousログインを禁止
・アスキーモード許可
・セキュリティ向上のためメッセージバナーを設定 ↓ ftpd_banner=Unknown. # OFF and メッセージ書き換え
・指定ユーザー以外はホームディレクトリからの移動を禁止
・指定ユーザーのみログイン許可
・一括してフォルダとディレクトリを削除できるように設定
・アップロードの時間を日本時間にする
・PASVモード有効化 pasv_promiscuous=YES ← この1行を追加
・ユーザディレクトリの設定 ※必要な場合のみ
(ホームディレクトリをユーザディレクトリの「html」フォルダにする)
・最終行の"tcp_wrapper=YES"を確認 |
2. ログインを許可するユーザーを登録します。
「vsftpd.user_list」を編集します。このリストに、ログインを許可するユーザー名だけを「#」無しで記入します。例:ユーザ「vic」だけを許可
|
# vi /etc/vsftpd.user_list
# vsftpd
userlist
#root |
3. ログインを拒否するユーザーを登録します。
「vsftpd.ftpusers」を編集します。このリストに記載されたユーザはVSFTPDにログインできません。
例:拒否ユーザに「vic」を追加
|
# vi /etc/vsftpd.ftpusers
# vsftpd
userlist |
4. ホームディレクトリから移動できるユーザーを登録します。
「vsftpd.chroot_list」を新規作成し、/etc/ディレクトリに保存します。
例:ユーザ「vic」を移動許可
|
# vi /etc/vsftpd.chroot_list vic |
5. TCPラッパーの設定
VAFTPDに接続出来るユーザーをIPアドレス単位で指定する場合、TCPラッパーの設定
をします。
「hosts.deny」を編集し、全ホストからのVSFTPDへのアクセスを拒否します。
|
# vi /etc/hosts.deny
# hosts.deny This file
describes the names of the hosts
which are vsftpd : all ← この1行を追加 |
「hosts.allow」を編集し、許可するIPアドレスを指定します。(複数指定可)
|
# vi /etc/hosts.allow
# vsftpd : 許可するIPアドレス ← この1行を追加 |
6. vsftpdの起動と終了。
|
起動
# /etc/init.d/vsftpd
start 終了 # /etc/init.d/vsftpd stop |